さらばXP日々雑記
20140410
昨日をもってWindowsXPのサポート期間が終了し、更新プログラムが配信されなくなりました。今後XPを使い続けることは、ウイルスやハッキングなど大きなリスクを背負うことになります。お手持ちのパソコンを不本意ながら買い換えざるを得なかった方も多いのでは。
当社も数台のパソコンを更新することになり、いささか手痛い出費となりました。個人的にも家で使っているノートを買い替えました。多くの人が感じておられるでしょうが、XPで何が悪いの、何の不便も感じることなく使ってるのに、と思いますよねえ。
役所などパソコンを何百台も使っている事業所では一気に更新することができず、XPパソコンをスタンドアローンでそのまま使うケースもあるとニュースで言っておりました。さもありなん。
アップグレードがマイクロソフト社の飯のタネであることはよく分かりますが、それまでの資産をハードごと根こそぎ使えなくしてしまうって、何とももったいない話です。地デジテレビ導入のときも思いました。どんなに素晴らしい新型車が発売されたって、性能の劣ることを承知で10年選手のポンコツ車に乗る自由くらいはあるでしょう。まあ車検に少々余計な費用がかかるにしても。せめてパソコン本体くらいは継続して使えないものですかね。
当社で使う新しいOSはWindows7になりました。XPと比べてそれほどの違和感なく使えています。コマーシャルで見るWindows8は、いかにも新しいですが、慣れるには結構時間がかかりそう。だいたいオフィスでタブレットなんか使ってないし。
今現在多くの人が使っている機能から、飛び抜けたものを求める人だってそれはいるでしょうが、一気にジャンプするのではなくゆっくりと前進したい人の方が、きっと多いだろうと思いますよ。パソコンは遊びではなく仕事で、もうなくてはならない存在になっているのですから、過去との継続性をもう少し優先したバージョンアップにしてほしいと思いませんか。