超レトロなお店!お店紹介
20140129
レトロな飲食店が受けている近頃ですが、これほどのレトロなお店も珍しいと思います。
伊那市中心街、小沢川のほとりにある蕎麦屋「クロネコ」さん。当社お客様です。先日初めてお昼を食べに、妻と伺いました。妻は以前の勤務先がこの店の近所で、何度も出前を取って食したことがあるそうですが、お店を訪れたことはなかったそうな。
お店の外観、店内の様子などは、詳細に描写したブログがいくつもありますので、ご参照ください。このようなお店です。
のれんをくぐって目に付くのは、大きなストーブと煙突。ストーブを囲んだロの字のテーブル。天井を支える何本もの太くて真っ白い柱(耐震のためでしょうなあ)。店内奥の小上りには天然木のゲート、そして「こたつ」が2台。いやあ、いいじゃありませんか。
鍋焼きうどんと親子丼をいただきましたが、ほんとに普通の、ほっとするような味でした。妻は「昔のまんまだ」と感激していました。
年配のご夫婦と女性(娘さん?)が働いています。お聞きすると大正時代の建築だとか。二階の飾り窓とか、当時はハイカラな存在だったでしょう。以前は二階の座敷も使っていたが、いまはもう閉めてあるそうです。
世間のスピードからかけ離れた、時間の止まったようなお店。心温まるスポットとして伊那の人たちに長く愛されてきたことと思います。建物はさすがに古くなってなかなか手も入れられないでしょうが、ぜひこれからも続いていってほしいものです。
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