「おいしいことなど徒然と」

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なんちゃってシャンパン 飲みもの、お酒

20131217



いくら何でもこれは、ひどい。ありえません。大阪での話だそうです。


----------(産経新聞より)-------------
 ある超一流ホテルの高層階にある「クラブラウンジ」。瀟洒(しょうしゃ)なドレスやスーツに身を包んだ客らが、特別な夜を楽しむスペースだ。
 しかし、給仕を担当していたホテル関係者の証言からは、ホテルの“裏の顔”が浮かぶ。ラウンジのバックスペースでは、従業員の間でこんな会話が交わされていたという。
「シャンパンのご注文ですが…」
「あちらには、スパークリング(ワイン)でいい」
 関係者が打ち明ける。「シャンパンの注文を受けても、客を見てスパークリングワインを出すよう、マネジャーから指示された。グラスに入れて持っていけば、どうせお客さんも分からないと…」。違いの分からなさそうな客を選び、ないがしろにするような悪質な行為が存在していたことを明かす証言だ。
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シャンパンは酒屋価格で1本少なくとも4千円くらいから、高いものなら数万円。安いスパークリングには千円しないものだっていくらでもありますから、シャンパンと称して安物を出したら、これはれっきとした詐欺行為ですよね。


記事では、ホテル側は取材に応じていないそうです。ホテルの具体名が出ていませんが、これ認めちゃったら終わりでしょう。裏付けがないこの記事だけで真実かどうか判断することは難しいですが、嘘であってほしいという気持ちと、最近これだけいろいろなケースが出てくれば実際にあるのかも、と複雑な思いです。


これは二重の意味で悪質で、本物と偽って安物を出していたことはもちろんですが、客を値踏みしてこっそり差別的対応をしていたことはもっとひどい。高級ホテルの風上にも置けません。だいたい「一流のホテルなら出てくるものは本物である」ことを客は当然のことと期待し納得して、高額な支払いをするのです。


セットに組み込まれたものとはいえ、試してみた人に「何だ、シャンパンってこんなものか」と思わせてしまったら、次からボトルで注文したかもしれない潜在客を一人失ったことになるではありませんか。


さて、私の目の前にフルートグラス(細長いグラス)に入った一杯の泡立つお酒が出されました。一口飲んで、これは本物のシャンパンか、ただのスパークリングワインか、違いがわかるかと言われたら?


それが安物スパークリングだったらそりゃまあ、たぶんわかるかなあ。しかしシャンパンでなくとも、本格的な製法で作られた良品佳品の泡モノはたくさんありますし、それだったら私にはわからないでしょうね。だいたいシャンパンを飲む機会は私だってそんなにないですよ…


クリスマスも近いですし、もう少しシャンパン(泡モノ)のお話、してみましょう。

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