「おいしいことなど徒然と」

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2020年への挑戦日々雑記

20130908



おめでとう!2020年オリンピックの開催地が、東京に決定しました。。


ホントを言うと、東京招致の成功を願って本気で熱くなっていたわけではありません。マドリッドもイスタンブールも魅力的な都市だと思いますし(両方行ったことがある)財政や政情など不安はあるものの、じゅうぶん五輪開催地の資格はあったと思います。その中で東京が選ばれたのは、誇っていいことでしょう。


発表前夜のテレビを観ていましたら、最終プレゼンテーションの中継をやっていて、思わず終わりまで見てしまいました。(再放送で頭から見直しました)大変良いプレゼンだったと思います。


高円宮妃久子さまの凛とした挨拶に始まって、パラリンピック選手佐藤真海さんの感動的なスピーチ、竹田理事長の真摯なプレゼン。猪瀬知事の英語はいつものように変てこな抑揚と手振りつき、安倍首相も原発問題の安全を力強く約束しました。滝川クリステルの「お・も・て・な・し・ウッフーン」には笑いましたが…(でも彼女のフランス語をここで使ったのは、大正解だと思う)


事前のロビイ活動も含めて、前回失敗の教訓が見事に生かされた招致活動だったのでしょう。前回まで部屋の隅っこでやっていたロビイ活動を今回は部屋の真ん中で堂々とやっていた、と海外記者が言っていましたし、IOC委員一人ひとりとハグしながらコミュニケーションしたのも、今回初めてだったとか。外交下手、交渉下手とよばれる日本ですが、こうして成果を勝ち取ったことは私たちの大きな自信につながります。


実際には課題は山積しています。福島原発と汚染水の処理はまだまだ道遠いものがあります。こうして世界に早期解決を宣言し退路を絶ったことで、対処がスピードアップしていってほしいものです。


経済効果3兆円だとテレビで言っていましたが、その恩恵のほとんどは東京に集約されます。東京と地方の格差はますます増大するでしょう。長野五輪の経済効果が長野市を中心とした県北部に集中し、南部には何の恩恵もなかったことは記憶に新しい。しかもその後何年にもわたって長野県はいびつな財政の後始末に苦しみました。五輪効果をどのように被災地を含めた各地に波及させることができるのか、いろいろの方に知恵を絞ってもらいたいと思います。


それにしても、いつの間にか「2020年」が手の届く未来になっていたことに驚きました。大昔の特撮ドラマ「ウルトラQ」で、未来から来た宇宙人のケムール人が若い人間の命を欲しがる、怖い話がありました。謎の液体に触れた人間はその場で消滅してしまうのです。そのタイトルは「2020年の挑戦」。私たちはあと7年で、ケムール人の時代に突入するのですね。


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