カーリング娘日々雑記
20130218
週末のテレビでカーリングの日本選手権をやっていました。
長野オリンピックからですかね、この競技が一般に認知されるようになったのは。あのとき二十歳の若さで日本男子チームのスキップとして大活躍した敦賀信人選手、彼の沈着なプレイと熱い心に、カーリングファンが一気に増えたことと思います。(知らなかったが、驚いたことに彼は第一線の現役を続けていました。今大会終了後引退を表明しましたが)
女子でも小笠原歩(旧姓小野寺)、本橋マリリンら人気の選手が今も息長く活躍していますが、今大会で優勝したのはわが長野県を本拠とする若いチーム、中部電力でした。主将を務めるサードの市川美余選手は「美人すぎるカーリング娘」だとして人気急上昇中だとか。なるほど~。スキップ藤沢五月選手も(女優・作家の)高橋洋子似ですね。昔、結構好きだった。「21歳にしてカーリング歴16年」だそうです。
カーリングはルールはそう難しくはなさそうですが、作戦が実に変化に富んでいてスリリングです。一投ごとに局面が目まぐるしく変わり、布石をどう打っているのか、正直なところ二投先も読めない素人には驚きの連続です。ゲームは長時間にわたりスピード感はあまりないわけですが、こうした読み合戦に加えて、狙ったところへズバリ石を置けるかどうかの緊迫感が面白く、時間を忘れて観てしまいます。決勝の一挙5点を取った場面なんて、凄いわ。
中電チームは「マンリーカーリング(男らしいカーリング)」を目標にしているのだそうです。女子チームらしからぬスローガンですが、相手の石を跳ね飛ばすような力強いプレイを目指して筋力アップにも励んでいるのだとか。大柄な海外チームと渡り合うにはそうした豪快さも持ち合わせていないと勝てないのでしょう。
だいたい、ストーンを投げるのはともかく、スイープ(お掃除)する人なんてまさに体力勝負だと思いますよ。チームが一試合で投げるストーンは80個、これを2時間近くにわたって毎回毎回ゴシゴシと掃き続けるのですから、大変なことです。
中電はこれでソチ五輪への出場権をかけた世界選手権(3月)への代表となりました。男らしい?若さのパワーでぜひ勝ち上がってほしいもの。楽しみです。
ところで、観るだけではなくてぜひ自分でも体験してみたいと思うのですよ。ちょっと調べてみると、体験教室は、恵那や御代田、軽井沢で開かれているようです。いい年をしたおじさんが行ってもいいのかな?ボーリングみたいに気軽に行ける常設の施設があればいいのにね。