「おいしいことなど徒然と」

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人気者ダイオウイカ日々雑記

20130121



NHKで先日放送された「幻のダイオウイカ」が大きな反響を呼んでいます。見過ごしていましたが(アバターを見ていたわけではありません)幸いにも再放送があったので録画して観てみました。実に面白い番組でした。


10年越しでダイオウイカを追いかけている窪寺博士とスタッフたち。さまざまな情報から小笠原沖の海域と深度を特定し、世界中から集まった学者チームがあの手この手で生きたダイオウイカ撮影のための秘策を練っていきます。


ある人は冷凍保存していたダイオウイカの標本をすり身にして撒き餌を施し(フェロモンが含まれるらしい)、ある人は発光する深海生物の特徴からダイオウイカの好む点灯パターンを分析し、誘蛾灯ならぬ誘烏賊灯を無人カメラにセットしてターゲットを誘います。ここではイカの体の一部分の撮影に成功します。


面白かったのは、ダイオウイカを食べる(こともある?)マッコウクジラの体に吸盤でカメラを貼り付け、カメラマンとして一肌脱いでもらおうというもの。どうやって鯨にカメラを貼り付けるかと思えば、物干し竿(失礼)の先に引っ掛けた円盤型カメラを持って鯨に接近しペタンと、きわめてローテクのものでした。大きな鯨同士がじゃれ合う映像は迫力がありましたが、イカに遭遇する前に他の鯨がカメラをはがしてしまい、失敗。


窪寺博士は潜航艇に大型のイカを餌として取り付け、自ら深海に潜ります。そこにとうとう現れたダイオウイカ!特殊照明を浴びて金属質に妖しく光る美しさ。ゆっくりと餌をついばむ姿はまさに神秘的でした。なんと巨大な目で「まばたき」までするんだもの。


体長18メートルという前評判にはちょっと及ばないものでしたし、本来なら長い長い2本の蝕腕が、何らかの理由でもげて生え変わる途中らしく中途半端な長さだったのも残念。しかしスケールの大きさは伝わりましたな。


この怪物を築地に持っていって競りにかけたら、相当な希少価値でしょうから、先日のマグロくらいの値がつくかな?イカ刺しが何人分とれるでしょうか。


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