「おいしいことなど徒然と」

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トンネル天井崩落日々雑記

20121203



中央道笹子トンネルなんて、この私だって一年の間に何度となく通過しているトンネルです。えらいことが起きたものです。


昨日、伊那フィルのステージリハーサルのときに事故の情報が流れましたが、そのまま演奏会本番に突入し(まずまずの演奏だったと思います、感謝)片付け撤収、打ち上げへと長い一日だったため、深夜に帰宅するまでテレビを見ることなく状況がわかりませんでした。


テレビを見てぞっとしましたね。クルマ3台、9人の方が亡くなられましたが、崩落したのが別の日、別の時間帯であればもっと多くの犠牲者がでていてもおかしくない状況でした。私もほんの6日前にここを通って大宮に出張したばかりです。


助かったNHK職員のひと。次々に落下してくる天井板を、まるで映画のようにクルマで通り抜けて間一髪、危機から脱出したそうです。別番組で再現CGを観ましたが、助手席の奥さんが怪我をしたものの、いやよく助かりました。奇跡です。


原因がいろいろ言われております。経年劣化、地下水による腐食、311の大震災でトンネルの形が歪んだせいだ、というものまで。


経年劣化といったって、まだ30年ほどしかたっていないトンネルがこんな大規模に崩落するとは、誰が予想したでしょう。いや利用客はそんなことを前もって考えなくてもいいと思いますが、管理者の人なら当然「想定の内」には入っていなくては困ります。


下り線は一週間ほどで通行再開になりそうですが、事故処理と検査補修を経て再び上り線が使えるようになるには、だいぶかかりそうですね。しばらくの間は対面交通にして対応するのだろうか。高速バスなどは迂回路を通って1~2時間余計に時間がかかっているようです。2時間余計にかかったらウチから東京まで6時間、これだったら佐久を経由して長野新幹線を使ったほうがだいぶ早そうです。


同じ形状のトンネルは私の周囲にいくつもあります。当社から東京へ行くには笹子トンネル、名古屋へは恵那山トンネル、長野へは立峠トンネルと、どこへ行くにも現時点で同じ問題を抱えたトンネルを通らねばなりません。トンネル頼りは山国信州の宿命ではありますが、安全に通行できるよう早く原因究明と対処をしてほしいものです。


空が落ちてくるのを怖がった「杞憂」の故事が、現代に再現されるようでは困ります。


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