信濃路を駆ける日々雑記
20121118
この時期の信州の風物詩「長野県縦断駅伝」が今年も行われました。
長野県の北から南へ22区間、220㌔近くのコースを2日間にわたって走り継ぐ駅伝で、今年で61回目とのことですからなかなか長い歴史を持っています。私の小学生の頃には、授業を一時中断して沿道へ出て応援した記憶もあります。(ということは、当時は平日にやってたのだろうか?)
県下各地から地域ごとの代表15チームが出場しますが、当社の位置する「上伊那」チームは昔から強豪といわれています。過去優勝33回と全チーム中最多の優勝回数を誇っており、それこそ私の子供の頃は殆ど負けたことがなかった強豪でした。しかし近年は他のチームの躍進もあり、05年以来優勝しておりません。
大会2日目のコースは我が家のすぐ近くを通ります。中継所も近く、沿道にはたくさんの人が応援に出ています。上伊那地域を走る区間は応援の人垣がずっと途切れないといわれ、これは他の地域にはないことだそうで、地元選手は否が応でも張り切る由。私も用事で留守している年以外は、必ず人垣に並んで応援しています。
一日目、5位にとどまった上伊那チーム。今日の走りはどうかとガヤガヤ待っていますと、予想したより若干早く先頭の選手が通過。なかなか後続がやって来ません。早く来ないかと待ち焦がれますが、上伊那はトップに約5分遅れ、5位のチームと1秒差の6位で中継所を通過しました。
最終順位はやはり5位で、今年も優勝はなりませんでした。息子の同級生M君も上伊那チームの選手に選ばれ、高校生ながら大人に交じって力走し、区間4位と頑張ったとのことでした。
かつての常勝時代が懐かしく、何とか優勝にからんでほしいと思うのですが…駅伝が全国的なブームとなり、佐久長聖高校の活躍などもあって、県下各地で駅伝人口が増えたこともあるのでしょうか、なかなか昔のようにはいきませんね。