「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

乾坤一擲日々雑記

20121115



ついに伝家の宝刀を抜き、大勝負に出た野田首相。。


党首討論のあったこの日は東京に出張しており、午後は政治記者、岸井成格氏(サンデーモーニングでおなじみ)の講演を聞いておりました。講演の中で岸井氏は、早ければ二日後の16日、遅くても22日には解散をするだろう、と述べ、政局ばかりの最近のニュースに少々辟易していた私は、解散への動きが意外に早く進んでいることに驚きました。


4時頃に講演が終わり質問タイムになると、会場から「いまスマホでニュースを見ましたが、首相が16日に解散すると言ったそうです」との声が。(こういう時代、講師も大変ですね)氏の予測通りになったことで会場は喝采。社に帰って選挙対策本部をすぐに立ち上げねば、と足早に会場を後にする岸井氏でありました。


夜になってTVで党首討論の様子を見ました。野田首相の迫力は凄かったですね。もう失うものはない、と腹を決めた人の強さでしょうか。攻めていた筈の安倍氏は、首相の解散宣言を聞いてしどろもどろ。それまで主張していた0増5減をこの場ですぐに受け入れられず、民主と自民だけで決めていいんですか、などとうろたえたのは、おぬし、役者じゃないな。締め括りに「覚悟のない自民党には政権は戻さない!」と首相に見得を切らせてしまいました。


しかし12月の選挙ですか…商売の上では、弱ったことをしてくれるな、と思います。選挙期間中はなかなか街に人が出ない、というのは経験上わかっています。当社のお客様にとって(そして私たちにも)暮れの一番大切な時、人々が浮足立つのは正直困りものです。でもまあいろいろな記事など読むと、政治的にはこのタイミングしかないらしいですね。どうしようもありません。


この解散宣言で民主党はガタガタになるでしょうが、もうとっくにガタガタになっているのですから、惨敗して傷は深くても、今よりわかりやすい政党にはなるんじゃないでしょうか。


政治に商売の足を引っ張られることはあっても、後押しをしてもらったことなど記憶にありません。決められない政治にそろそろ終止符を打ち、前へ進む体制ができることを望みます。


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