ピェンロー(扁炉)食べもの
20121111
秋も深まりつつ、鍋物の季節となりました。今日の夕飯は、久しぶりに食べる中国風白菜鍋。
料理雑誌dancyuを91年、ほぼ創刊の頃から毎号購読しています。この雑誌は飲食店情報とともに、名前の通り(男子厨房に入る)かなりのボリュームを割いて料理レシピを掲載していますが、いま発売の12月号では創刊以来の最強レシピを特集しています。その中で、最強中の最強と呼ばれるメニューがこの「ピェンロー」なのだそうです。
これは92年1月号で妹尾河童氏が紹介したメニューです。具は白菜、豚バラ肉、鶏肉、干し椎茸、ビーフン。ごま油。ダシは干し椎茸のだしオンリー。
味付けは、各自でするのです。自分のお椀に塩や一味を入れ、鍋から取った少量のダシで溶いて、これを「つけだれ」代わりに使います。
特に凝ったところも何もない(と思われる)この鍋のおいしいこと。結婚してからあまり作っておらず、ホントに十何年ぶりかで食べました。子供たちはたぶん初めて食べたと思いますが、それぞれおいしいうまいと言いながら、結構ボリュームのあったひと鍋、ほとんど食べてしまいました。
詳しい作り方は検索されるかdancyuを買って読むかしていただければよろしいでしょう。材料がシンプルすぎて、当社の食材の出番があまりないのが残念ですが。でもおいしい塩とごま油を使えば一層の味アップにつながるのは間違いないでしょうね。