広島アンデルセンお店紹介
20120909
広島へ行くことが決まったとき、ぜひ行ってみたい店がありました。
全国にその名も高きベーカリー「アンデルセン」の本店が、広島にあるのです。(青山が本店じゃないんですよ)前に雑誌でこの店の素晴しさを書いた記事を読んでから、一度この目で見てみなきゃ、と思っていました。
お店は繁華街の中にありますが、店構えからして実に堂々たる、まるで昔の銀行みたいな建物です。と思っていたら、同社ホームページによると、元々は本当に銀行の建物だったのですね。1925年に建てられ、被爆による破壊、修復を経て今日に至っているそうです。商店街アーケードのために全容が見られないのが残念。
中に入ってみますと…
ティールームの並びに、ガラス張りのパン工房。それに続いて巨大な石窯が。その前に並ぶ、パン、パン、パン…凄い品揃えです。数えてみたら82種類ありました。
しかし面白いのはここからで、コーヒー紅茶、ジャム、焼き菓子、洋生菓子。チーズ。ワイン(下手なデパートのワインコーナーよりよほど充実)。ハム、ソーセージ、デリカテッセン。食器と雑貨。花。およそパンに関係するあらゆるものが、ぎっしりと集められています。
2階は吹抜けを利用した開放感のあるレストラン。
3階は、クッキングスタジオ、フラワースクール(授業中でした)、製菓材料と製菓用グッズ、北欧関連のリビング用品、レゴ(デンマークだからね)などなどのショップ。
とまあ、何時間いても飽きないような、食のワンダーランドといった趣きで、まったく驚き感心しました。行きませんでしたが4階から6階は、食事はもちろん講演会や展示会までできるパーティーフロアだというのですから、もう言うことがありません。
旗艦店というのはこういうもの、どうせやるならここまでやらなきゃ、と思いましたね。もちろんこれを支えている顧客あってのものです。この店の価値を認め大いに楽しんでいる(であろう)広島の人々にも感服しました。
関連リンク: 広島アンデルセン