「おいしいことなど徒然と」

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鹿の肉どうする (続き)食べもの

20120214

言うまでもなく長野県は鹿肉の消費拡大に向けて音頭を取っており、ジビエの普及に熱心な茅野のレストラン「エスポワール」の藤木徳彦氏らによって県下各地で幾度となく料理講習会や試食会が開かれています。。


今日の昼間もあるところで鹿肉の話題が出ましたが、その会話を聞いていて気がつきました。どうやら鹿肉は、それほど魅力的な食材とは思われていないらしい、ということです。刺身で食べたり焼肉にしたりする程度では、一度は食べてみても「また食べたい!」と思わせるほどのものはあまりないのではないか。


これでは消費が拡大するわけないですよね。私だって今まで何度か鹿肉を食べてはいますが、じゃあ牛や豚よりもうまいかと言われると、どうでしょう。そうしてみると、鹿肉を珍しさだけでなく、心からうまいと思わせるようなメニュー開発は、やはりとても大事なのだと思います。


(そういえば何年か前に仲間で「鹿のレバ刺し」を食べたことがあります。普段レバ刺しを食べない私も珍しいので食べてみましたが、すこぶるうまかった。当然それなりにリスクのある食べ物だったでしょう…今のご時勢では、とても食べさせてもらえるものではありませんね)


ハンターが仕留めた鹿を衛生的な環境で解体し、移送保管を担う流通ルートはあるものの、まだ十分とは言えないようです。あまりこの部分にカネがかかっては、最終的に飲食店から消費者へと提供される価格もそれなりのものになってしまいますし。ある程度こなれた、メニューに使いやすい価格で安定的に流通させるようなシステム作りが急がれます。


当社もできれば、その一翼を担ってみたいという気持ちはすごくあるのですがね…もちろんウチには解体加工の設備はありませんが、県内には現在15箇所ほど鹿肉の処理施設があるようです。多くのお客様を持つ私共の販売ルートを生かせるような仕事があれば、と思っています。




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