食の縁結びしごと
20120209
飯田市で、ご当地食品・食材の展示商談会が行われ、行ってきました。
「食の縁結び・南信州うまいもの商談会」
県下伊那地方事務所の主催です。野菜や畜産品などの生鮮素材や、ジャムやジュース、漬物、調味料などの加工品あわせて出展は40社ほど。NHKなどテレビ局も何社か取材に来ていました。
全国や世界各地の品物を地域にお届けすることは流通業者の主要な仕事です。その一方で、地元産の優れた食材を世に出すお手伝いをすることもまた、大事な任務であると思います。残念ながら当社はこの部分で、まだまだ力を発揮できていなかったのではないかと反省をしています。
今年は地元産品の掘り起こしに今まで以上に力を入れていこうと思っておりまして、米粉パウダーを発売したのも、その一環といっていいでしょう。
試食をする中で感じたのは、「信州黄金シャモ」の抜群のおいしさ。歯ごたえ、噛み締めたときの中から湧いてくる旨味。当社でも少しずつ取扱いをしているのですが、改めていいものだと思いましたね。もっともっと注目されてもいい食材です。
信州特産品である「りんご」「柿」の加工品もいろいろ出品されていました。世に類似品は多く、南信州産の色を出す工夫がさらに必要だと思いますが…何か統一ブランドをうまく使ってみたらどうでしょう?
泰阜村名産の「柚餅子(ゆべし)」は鄙びた素朴な味わいで、とても印象に残る良いものだと以前から思っています。大量生産するようなものではないですが、もっと多くの人に知ってもらいたいですね。
いろいろ気がつくことがありました。ぜひ私たちの商売にも繋がりますように!
関連リンク: 長野県園芸畜産課「信州黄金シャモ」