「おいしいことなど徒然と」

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初競り史上最高値食べもの

20120105



天下に名のとどろく大間マグロの初競りで、すごい値がつきました。。


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(毎日新聞) 東京都中央区の築地市場で5日早朝、新春恒例の初競りが行われた。生鮮マグロで最高値が付いたのは青森・大間産の269キロのクロマグロで、1本5649万円(1キロ当たり21万円)。昨年の3249万円(1キロ当たり95000円)を大幅に上回り、記録の残る99年以降の最高値を2年連続で更新した。
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落札したのはすしチェーン「すしざんまい」を経営する喜代村という会社です。


ここ数年、マグロの初競りは香港のすしチェーンを経営する実業家が最高値で競り落としてきていました。この人(リッキー・チェンさん)は前にTVで見たことがありますが、カネに飽かせていいものをさらっていくような傲慢な人ではなく、おいしいものを食べてもらうことに真摯に取り組んでいる方だという印象を持ちました。


だから別に、憎っくき外国人、我々の大事なマグロを横取りするとは何事ぞ、みたいな悪感情を持っていたわけではありません。


しかしそうはいっても、日本の最高級マグロが香港に行ってしまうというのは、ちょっぴり残念な気がしていたのも事実です。今回5年ぶりに日本の業者が競り落としたというのは、なかなか結構なことではないでしょうか。


リッキーさんが2008年に落としたマグロの値段は607万円(276キロ)でした。それが毎年倍々ゲームのように値が上がり、2010年は1628万円、2011年は3249万円と仰天するような値段に。今年はとうとう5649万円というわけです。何でマグロばかりがこんなにもてはやされる?これはいささか、異常な現象ではありますね。


この値段に見合った価格で寿司を提供すれば、誇張でなく目の飛び出るようなものになるのでしょうが…喜代村の社長さんは通常と同じ価格で提供すると言っています。広告料と割り切れば、大きいチェーン店にとってはありえない出費ではないのかもしれません。


この話題、私はもちろんびっくりもしましたが、何となく明るい、元気の出る話のような感じもしています。暗い話題が多すぎた2011年。今年は少しでも前向きな気持ちでスタートしたいじゃありませんか、ねえ。


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