大阪のうどんお店紹介
20111117
出張に欠かせないのは、美味しいご当地物の実地調査と来るわけですが…
今回は大阪名物「うどん」。初日と2日目のお昼にそれぞれ1杯ずつ試してみました。
事前リサーチの結果「はがくれ」「踊るうどん」の2軒に行きました。この2軒、実は同じビルの地下、同じフロアにあるのです。さらにもう1軒「うどん棒」という有名店もあって、大阪駅前第3ビル地下2階は有名うどん屋3軒がしのぎを削る、超激戦区なのです。
「はがくれ」では、人気メニューの生醤油うどん。店の人が「当店は初めてですか?」と訊ね、そうだと答えると、薬味や醤油をかけて仕上げてくれます。(やり方を教わって客が自分で仕上げることもあるようです)
仕上げといっても、綺麗にまとめられた麺の上に大根おろしと刻み葱を載せ、スダチを搾り、醤油を麺と直角方向に2往復半(ここがポイントらしい)かけてくれるだけですが。決して混ぜずに、箸で2本ずつ持ち上げて食べて下さい、と言われます。(これも重要ポイント)
箸の上げ下ろしまで指示がありうるさいようですが、食べてみると理にかなっている-少なくともこの店のうどんには、ピッタリはまっているように感じました。もちもち、プリプリ、つるつる、うまいです。麺もだが、醤油がおいしい!スダチも大根も程よく効き、これはいいね!
あっという間に食べてしまいます。この醤油はお土産に販売しているようで、買ってくれば良かった。
「踊るうどん」では、ぶっかけ・温玉入りを。この店は「舞茸天ぷら」が人気なのですが、今回はパス。見た目は、さっきのとあまり変わりません。薬味もほぼ一緒(スダチの代りに、おろし生姜)。生醤油でなくて、小さな徳利に入ったつゆをドボドボと掛けていただきます。ドボドボといっても、丼の底に溜まるほどの量はないです。
ここでは混ぜるなとは言われませんが、最初は混ぜずに食べてみます。これもおいしいや!「はがくれ」ともちもちツルツルは一緒、違いは「踊るうどん」はさらに腰があり、噛み切る時の歯ごたえが心地よい。半分ほど食べたところで温泉玉子を崩してからめると、もう、それはね…
どちらも冷たいうどんです。家庭でも真似事はできるでしょうが、葱の味がちょっと違うかな。ここらのよりも辛味が少ない。あとは醤油、あるいはぶっかけつゆの出来次第ですね。
しかしこれって讃岐式の食べ方なのでしょうか?讃岐で食べたことはないのですが。(だいたい、外食でうどんを食べるなんて滅多にないものですから)大阪うどんと聞いて私たちがよくイメージする、薄いダシで食べる温かいうどんは今回食べませんでしたが、そちらもいずれ試したいものです。