「おいしいことなど徒然と」

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エコロジーを経営にしごと

20111116



月、火と、大阪から和歌山へ出張。。


和歌山県には実を言うと、生まれて初めて足を踏み入れました。花王さんの和歌山工場、それに併設される「エコラボミュージアム」を、各地の特約店の社長さんたちと見学に行ったのです。


前日は大阪のホテルで、同社の目指す「エコ」について、じっくり説明をお聞きしました。同社は2009年に「環境宣言」を発表し、企業の中・長期的な経営戦略としてエコロジーを根幹に取り上げています。


原材料の選択から始まり、製品の製造過程、製品の輸送、家庭内での使用、廃棄に至るまでのすべての過程に於いて、資源やエネルギーを節約し廃棄物をギリギリまで少なくする、環境負荷低減の取組みを進めているそうです。


たとえば工場で出るゴミを資源として再利用したり燃料に使ったり。製品を高機能・コンパクト化することで、家庭内での水や電気の使用を抑え、同時に輸送効率も良くなります。


今年オープンしたというエコラボミュージアムは工場の研究棟に併設され、これらのコンセプトをわかりやすく楽しく表現したもので、(ちょうど小学生の団体も見学に訪れていました)かなりの巨費を投じて作られたのだとか。


これほどまでにエコに入れ込むメーカーとしての使命感は、ひしひしと伝わりました。これを「ええかっこしい」ではなく、企業経営上の優位さに持ち込むことができれば素晴しい。そのための課題は、私たちのお客様に、どれだけこれを理解していただけるかですね。


商品に私たちが期待するもの、それは一口に言ってしまえば「高い機能と低いコスト」ということでしょう。家庭用でなくて業務用のお客様であれば、なおのこと。そこに「環境負荷をできるだけ少なくしました!」という価値観を付け加えるには、説明が必要です。そして、たぶん時間も。


企業の姿勢を見せていただいた、良い勉強会でした。


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