大当たりの確率日々雑記
20110923
一日遅れの台風一過で青空が広がっています。暑さ寒さも彼岸まで、ようやく半袖では寒いような気候になりました。
さて、今日明日にも、空から人工衛星が降ってくるのだそうな。
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(読売新聞)20年前に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の大気観測衛星「UARS」(重さ約5・6トン)が23日前後に大気圏に再突入し、その破片が地球上に落下する見通しであることがわかった。
破片の落下場所は特定できていないが、今のところ日本を含む北緯57度から南緯57度の広い範囲が対象となっている。NASAは、人口密度などをもとに計算し、破片が誰かにぶつかる確率は3200分の1と推計した。
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物騒な話でありますが、驚いたのは3200分の1という確率です。皆さんはこの数字、どう感じますか?私には、想像をはるかに超える大きな確率に見えるんですけど。
もちろん海の中や山の中に落ちる確率の方がずっと多いのでしょうが、3200という、目で見て一個ずつ数えることのできるような数になるとは、感覚的にちょっと信じられないような気がします。人間って、そんなに地表を埋めつくしているのでしょうかね。
それだったら、文明発生以来地球上に落ちた隕石が何万個あるか知りませんが、10個や20個は人間に当たっているのではありませんか?
と思ってちょっとweb情報を探してみますと、何と。1954年には米国で自宅の屋根を突き破ってきた隕石で女性が、2009年にはドイツで少年が目の前に落ちてきた隕石の破片で、それぞれ怪我をしています。(幸い命に別状なし)
1790年以降の事例を集めた報告では、これまで25件人体へのニアミスがあったのだそうな。
これは凄いことだ。これだったら、3200分の1の確率もうなずけます。今日明日は、外出する時はヘルメットを着用した方が良さそうです。
(あくまでも「地球上の誰か」に当たる確率のことですからね…「私」に当たる確率はそれよりずっと低いことは言うまでもありませんが)