表紙を変えるしごと
20110727
この数日、気温が下がって過ごしやすい気候です。窓を開けて寝たら風邪を引きそうな。今朝は弱い雨が降っています。
「表紙」つながりで…
当社のプライベートブランド商品に「玉砂糖」というものがあります。いま、この品のパッケージ変更に向けてデザインを詰めているところです。
玉砂糖、多くの方には耳慣れない言葉かと思いますが、一種の「黒砂糖」と思ってください。白いお砂糖に比べると精製度が低く、普通なら取り除かれてしまうミネラル分が多く残っており、独特の風味があります。
信州、特に県南部では、野沢菜漬けにこの玉砂糖を使う方が多いのです。これを使うと、野沢菜独特の「アク」が取れやすいと評判をいただいています。実際、年間販売量のかなりの部分は野沢菜漬けの時期、10月から11月に集中しています。
これを、お菓子や煮物など、さらに幅広い用途で使っていただこうと考え、パッケージも一新することにしました。長年に亘って親しまれた商品のイメージを崩すことなく、新しい方にも手に取っていただけるようなデザイン。なかなか難しいです。
また、最近の食品表示に関わるさまざまな規制も当然クリアしていかなければなりませんので、いろいろな方面の助言をいただきながら、ああでもないこうでもない、とやっています。
今年の漬物シーズンには新しいパッケージがお目見えする予定です。このホームページでも、おいしい使い方・調理例のコーナーを作らなくては!