日和見日々雑記
20110721
台風6号の接近で大雨が心配されていました。駒ヶ根では19日から20日朝にかけて、一時やや強い雨も降りましたが、昨日の午前10時頃からはずっと曇りで雨も風もなく、今日は朝からすっきりと青空が広がっています。
暑さがちょっとやわらいで、気持ちの良い涼風が吹いています。本来、駒ヶ根の夏ってのはこんな感じです。去年の暑さがありましたから、少し忘れていたような気がします。
今日は本当なら、中2の次男の集団登山のはずでした。この地域の中学校では、今の時期に中央アルプス駒ケ岳(2956m)への登山を行ないます。ずっと昔からのことで、もちろん私も三十数年前に登りました。当然、暗いうちに出発し何時間かかけて徒歩で登るんですよ。
二年前、長男の登山の日は朝から結構な雨。ほとんど豪雨といっていいようなお天気で、一日中降り続きました。山頂に着いても真っ白な雲の中で何も見えなかったそうです。
よくあんな中を登ったと思います。これで中止にしないということは、台風でも来ない限りは何が何でも実施する、ってことだな、と理解しました。まあこうした苦労体験も、この年代の子供たちには必要でしょう。(しかし、登山なんて二度とするもんか!という子供をたくさん作ってしまったかもしれませんね)
そうしたら今年は、大型の台風と重なってしまった。コースや予想到達時刻を見ると、足の遅い台風の去り際にぶつかるか、台風一過の晴天となるか、なかなか微妙なタイミング。さあどうするかな…と思っていましたら、二日前に「9月に延期」の決定がされ通知が来ました。
当日は絶好の登山日和となりました。結果論なのを承知で言えば、決定が昨日だったら、もしかしたら結論が変っていたかもしれません。まあしかし、三百人を引き連れていくリスクや、あれこれの予約キャンセル手続きなどを考えれば、残念ではありましたが仕方のないことだと思います。
運動会とか、ぎりぎりまでお天気に悩まされることって、しばしばありますね。いざ中止にしたら、たちまち晴れてみたりして。今は天気予報もピンポイントである程度情報を得られるようにはなっていますが、そんなにピシャっと割り切れない場合もたくさんありますから(むしろそういう時ほど頼りたいのですが)なかなか日和を見るのは難しい。
延期になった9月の登山が、いいお天気であることを願います。