「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

ロングセラー食べもの

20110628



今から40年前の1971年は、食品業界でいくつものロングセラー商品が誕生した年として知られています。。


カップヌードル(日清食品)
レディーボーデン(明治乳業~現在はロッテ)
小 枝 (森永製菓)


小欄の読者も、この3つはいずれも一度は口にされているのではないかと思います。


小学生だった私も、カップヌードルが初めて登場した時のことを覚えています。それは父が家に持って帰ったサンプル品でしたので、一般の方よりは遭遇が多少早かったのだと思いますが…今で言うカップヌードル、カレーヌードルと、そば、カップライスの4種類がありました。
今にして思うと、後の2つはまだ試作段階のものだったかも。


早速家族でそれぞれ少しずつ食べてみました。フリーズドライの見たこともないような小さな海老と、独特の食感の肉が大変印象的でした。(余談、今では「肉」はチャーシュータイプのものに変っていますが、前のミンチっぽい肉の方がいいという人は少なくないようです。私も同感)


カップライスは当時はちょっと…と思いましたが、後年改良されたものを食べたら別物のようにおいしくて驚きました。今でも食べてみたいなと思います。(地域限定で出ている「カップヌードルごはん」は長野県では売っておらず食べたことがないですが、たぶんまったく別物)


カップヌードルが当時最先端を行く食べ物だったことは言うまでもありません。お湯の出る自動販売機が設置されたり、あさま山荘事件で警察の人たちが食べて話題になったとか。他社から類似品(シュリンプヌードル、とか)がすぐ出ましたが、食べる機会がありませんでしたし、容器がいかにも安っぽかった。本家の堂々たる競争相手とは認知されていなかったのでは?


のちに「赤いきつね」や「カップスター」が出るまでは、カップヌードルがカップ麺のオンリーワン的存在だったのだろうという印象です。


続きます。

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