MOBAC SHOWしごと
20110217
首都圏では4年に1回開催される、製菓製パンの総合展示会「モバック・ショウ」を見学に行ってきました。。
これは業界では誰もがご存知の、かなり規模の大きな展示会です。(プロ対象で、一般の方は入場できません)製菓製パン用の大小さまざまな機械・設備類、食材、包材などのメーカーが出展しています。会場は幕張メッセ。
特に目を引くのは機械類の展示ですね。ミキサー、包餡機、オーブンなどをはじめ、焼き菓子やドーナツなどの大規模なラインも設営され、大変見ごたえがあります。
私どもも日頃は食材の卸売がメインですが、新規開業などのときはこうしたメーカーさんと一緒になって店舗作りのお手伝いをしたり、さまざまなアフターサービスを行ったりしています。なかなか各社の全容を見る機会は少ないので、勉強になります。
出展者も大変気合が入っており、展示品を使って実際のパンや菓子作りをプレゼンする講師にも、日本を代表するような大物が大勢呼ばれています。写真右は、高輪「メゾンカイザー」の木村氏、左は松戸「ツォップ」の伊原氏。伊原氏は当社扱いの昭和産業のパン用小麦粉・プレミアムFを使って、大変おいしいハードパンを作っていました。
会場の特設ブースでは、WPTC世界製菓チャンピオンシップの日本代表選考会なども開催され、熱い戦いが繰り広げられていました。(残念ながらゆっくり見る時間が無く、ささっと眺めただけ)帰り際には巨大で美しいチョコレートのオブジェが5基、堂々と並んでいました。
場内には中国からの来場者がとても多くてびっくり!もともとパンを食べる習慣のなかった中国の人々ですが、この十数年でパン市場は拡大の一途を辿っていると聞きます。小麦粉もさぞかし使うことでしょう。いまの穀物価格の高騰は、中国市場の拡大に伴うところ大であることを、実感しました。
関連リンク: 2011モバックショウ