リモンチェッロ 飲みもの、お酒
20240905
2月15日の記事で、中川村の「マイヤーレモン」を使ってリモンチェッロを作ってみようと書きました。それっきり話題を放置してしまいましたが、結果のご報告を。
マイヤーレモンとはレモンとマンダリンオレンジまたはオレンジを掛け合わせた植物です。もともとは中国が原産で自然交雑によるものだそうな。1908年にアメリカの農務省職員のマイヤー氏が自国に持ち込んだそうですから、最近の果物というわけではありません。ニュージーランドで多く栽培され、日本では9割が三重県、そのほか松戸、岩国、淡路島そして上伊那郡中川村などでも育てられています(wikipediaによる)。
果実は普通のレモンよりも球形に近く、色はやはりオレンジがかっています。皮ごと食べられる、とありますが私は柑橘類を皮ごとむしゃむしゃ食べる習慣はありません。
しかしリモンチェッロでは皮を使います。皮の表面の色のついた部分だけをそぎ落とします。内側の白い綿みたいなところを入れると苦みがでてしまうので、気をつけます。不器用な私はこういう面倒なことには手を出さず、妻がやってくれます。
スピリタス(アルコール度96°)に皮を漬け込み一週間。皮を取り去って、水とグラニュー糖で作ったシロップを加えさらに一週間。誰がこの酒を作ったといえるのか首をひねってしまいますが、こうして非常に簡単に美味しいリキュールができあがり。色合いが市販品のような綺麗なレモンイエローになりませんが、マイヤーレモン自体の色なので仕方がないですね。
シロップで薄まるので40数度になります。ストレートやロックだとちょっと甘ったるい。ソーダ割りがいいですね。夏の飲み物としておすすめです。レシピは検索するといくらでも出てきます。