長野県産ワイン 飲みもの、お酒
20240708
先月、当社ではワインの試飲会を5年ぶりに開催しました。今頃ですが振り返ってみます。飲食や宿泊のお客様を対象とした関係で、本欄で多くのワイン好きの皆様に告知できなかったこと、申し訳ございません。
駒ヶ根での開催、60店近くのお客様にご来場いただきました。日頃から私共がお世話になっているインポーターの東亜商事さん、日欧商事さん、エノテカさんのブースに加え、今回の目玉としてワイン業界でトレンドになっている長野県産ワインをご紹介しました。
県産ワインは日本のワイン産地の中でめきめきと評価を上げつつあり、サミットや国賓の晩餐会などでも今や当たり前のように供されています。2023年現在でワイナリーの数は75か所と、この10年間で3倍以上になりました。長野県もワイン振興には非常に力を入れていて、「信州ワインバレー構想2.0」を策定し意欲ある生産者を後押ししています。
昨年3月に長野市で、今年2月には松本で開催された県産ワイン試飲会に出向き、さまざまなアイテムを試してみました(長野の試飲会は本欄でも書きました)。これはと思ったワイナリーさんにコンタクトを取り、扱いを始めましたが、本格的にお客様に紹介するのは今回が初めてです。
8つのワイナリーさんに協力いただき27品目を並べました。いずれも南信地域ではあまりお目にかからない銘柄で、プロの飲食店の方も初めて口にされるワインが大部分だったと思います。協力スタッフとしてブースに立ってくれた地元のワインラヴァー、Hさんの的確なアドバイスもあり、大きな反響でした。
来場されたあるイタリアンのご主人は、これまでイタリアワインだけを置いていたが地元の長野県産はと訊かれることも多くなり、品揃えとして必要だとおっしゃっていました。観光地信州でお酒を提供するお店であれば、洋食はもちろん居酒屋でも食堂でも中華でも夜のお店でも、ぜひ良質な長野県産ワインを置いていただきたいと思いますが、そのきっかけは作れたかなあ。
今回の試飲会では長野県産のみならず各輸入商社の商品も含め、予想を大きく上回るご注文をいただきました。5年ぶりの開催ということもあるでしょうが、ワインを取り扱い商品の柱の一つに育てていきたいと思っている私共にとって、大変手ごたえを感じた一日でした。ご協力いただいた方々に感謝申し上げます。