「おいしいことなど徒然と」

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プロジェクト・ヘイル・メアリー読んだり見たり

20240223



新聞の書評欄でたまに、とても読書欲をそそるものを見つけることがあります。本書もその一つ。ハードカバーのSF小説を読むなんて私には滅多にないことですが、大変興味深くわくわくして読みました。


主人公は病室のような空間で長い眠りから目を覚まします。独りぼっち、自分の名前もこれまでの人生経験も、なぜ自分がこんな場所にいるのかも記憶していません。コンピュータに呼びかけると一通りは答えてくれて、食事の世話などしてくれますが、本質的なことは教えてくれない。というか、何をどう質問していいのかわからない。


彼は室内を探検し、実験設備のようなものを見つけます。いろいろなヒントから自分が宇宙空間にいること、科学的知識を持っていることもわかってきます。自分はここで何をするべきなのか?彼はそれをだんだん蘇ってくる記憶とともに探します。


物語は過去の地球と現在の宇宙船を行き来しながら並行して進んでいき、これまでの経緯と彼の任務が徐々に明らかにされます。地球ではアストロファージと命名される特殊物質が太陽にとりつき、その影響で日照が減少しつつあります。このままでは数十年後、地球は寒冷化による飢餓で滅亡してしまう。その解決のヒントが十数光年も彼方の恒星系にあるらしいのです。


…という話で、主人公はさまざまな困難に直面しながら地球を救うため奮闘します。途中で異文化との出会いがあり、この小説を決定的に面白くしています。彼はミッションを果たして、無事地球に帰りつけるのでしょうか。


ネタバレなしではこれ以上紹介のしようもないのですが、熱いです、おすすめします。映画化も決まっているみたいですが、原作を上回る面白さを提供できるのかな?

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