「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

お蔵入り日々雑記

20230629

出演俳優が不祥事を起こすと、その人が過去に出演していたTV番組が配信停止や再放送不可になるという謎ルール。またもや発動されてしまいました。

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(時事通信)NHKは28日、歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者(47)の逮捕を受け、有料動画サービス「NHKオンデマンド」で、同容疑者の出演する8タイトルを順次、配信停止とすることを決めた。
 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」「龍馬伝」「風林火山」は全話、ドラマ「岸辺露伴は動かない」などは出演回が対象。NHK広報局は「逮捕された事実や社会的影響を鑑みた」と説明。配信再開の有無については未定としている。
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一言でいえば「作品には罪はない」。ねえ、そうじゃありませんか。主役ならまだしも、端役でちょこっと出ていただけで番組がそっくりお取潰しになるなんて、あんまりでしょう。(主役であったらどうか?という話はもう少し複雑だとは思いますが)


昔は勝新太郎という豪傑がいて、何度も不祥事をやらかし、周囲の関係者は内心生きた心地がしなかったでしょうね。勝新のキャラのなせる業かあまりにも大物だったからか、ファンも寛容だったように思います。今では、そこまで支えられる存在は少ないでしょう。逆に言えば、代わりになる人はいくらでもいる。


私が口惜しいのは、NHKドラマの「男たちの旅路」。鶴田浩二、水谷豊、桃井かおりらが出演し、特攻隊生き残りの鶴田と戦後生まれ世代の衝突をテーマにした名作です。私が中学生の頃始まったドラマで3話×4シリーズ+1話の全13話。


実はつい最近も再放送がありましたが、第4シリーズは再放送されません。出演者に準主役級で清水健太郎が加わっているからです。大麻や覚醒剤の使用で何度となく逮捕され、交通死亡事故やらひき逃げやら、どうしようもない輩です。何でこんな奴を起用したのでしょう。別に芸達者でもなければ、ドラマ中で個性を生かしているようにも見えません。


後にほとぼりが冷めたころ、赦免?されて観られるようになった作品もありますが、そのままお蔵入りになってしまったものもたくさんあるのではないでしょうか。もったいないことです。オンデマンドなんて安心できませんよ?ちゃんとソフトを買うかビデオに焼いて身近に置いておかないと、いつ観られなくなるかわかりません。だいたい、謎ルール自体をそろそろ再考してもらえませんかねえ。

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