飛騨あたり探訪日々雑記
20230506
ゴールデンウィークで息子たちも帰ってきましたので、一泊二日でお出掛け。そう遠くには行けません。今回は隣県でありながらこれまで通過したことしかなかった五箇山、高山、郡上八幡などを、限られた時間でちょいちょいと巡ってきました。
五箇山は富山県(南砺市)ですし、郡上八幡もどうも「飛騨」ではないようなので、飛騨「あたり」。最初は白川郷に行ってみようと思っていたのですが、高速を降りる時点で出口がかなり渋滞しており、駐車場探しのことも考えて同じ合掌造りの集落で知られる五箇山に変更。正解だったかと思います。
白川郷ほどの規模ではないものの、五箇山には相原、菅沼という二つの集落(世界遺産)のほか、国の重文指定の村上家などいくつかの合掌造り建造物があります。今回は時間の都合で相原を訪問、十数軒の古民家が点在する昔ながらの集落をめぐりました。雰囲気はそれなりに伝わったかな…という感じでしょうか。皇室の方々が何度も訪問されているようですね。
高山に戻り、夕方になって繁華街に繰り出しましたが大変な人、人、人。街にあるほとんどの飲食店に行列ができています。GWさなかのこと故でしょうが、これだけの観光客が来て夜の街を出歩くとはまったく羨ましい限りです。
街には「飛騨牛」の看板を掲げた店だらけで、飛騨に本当にこれほどの牛がおるのか、と首をひねりたくなります。「飛騨牛銘柄推進協議会」のホームページを見るとなるほど、多くの牧場があるようです。過去には偽装事件もあったようで、ブランドを守るため専門機関が目を光らせているのでしょう。スミマセンあまりに多くの看板に圧倒されちゃって、失礼しました。
繁華街を一歩出て、街の中心を流れる宮川を渡るとぐっと静かになり、有名な「古い町並」もほとんどひと気がなく真っ暗です。昼間はきっと、大勢の観光客がいたのでしょうね。欲がないようにも見えますが、昼の街と夜の街の役割交代なのでしょう。
翌日昼間に訪れた城下町、郡上八幡の街並みは結構な賑わいでした。郡上八幡城は耐震補強工事がされていて、ほんの数日前に見学OKになったばかりなのです。山のてっぺんまで歩くのはこのトシにはしんどかったですが、景観はなかなか見事でした。
飲食については、別記事で。