「おいしいことなど徒然と」

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おびんずる様 拉致される日々雑記

20230406



「おびんずる様」は、善光寺本堂を訪れるとすぐに目につく木像です。今回不届き者によって盗難にあったこと、夜の各局のニュースでトップで扱われました。数時間後に見つかったこともあり、この像をご存じない方にとってはそんなに大ごと?と思われたかも知れませんが、信州人にとっては仰天するほどの大事件でしたぞ。ちなみに「びんずる尊者」なんて呼ぶ人は誰もいません、おびんずる様です。


報道されている通り、病気や具合の悪いところのある人がおびんずる様の同じところを撫でると快癒する、との言い伝えがあります。数多くの善男善女の手によって木像はすり減り、顔面などはのっぺらぼう状態になっていて少々気味が悪い。小さい子は泣いてしまうかもしれません。


妻は長野市に行く用事があると結構な頻度で善光寺を訪れ、その際には必ずおびんずる様を(どの部分かは知りませんが)撫でてくるそうです。私はそんなこと滅多にやりませんが、そういう人、特に長野市民には相当いるのじゃないでしょうか。


これほど県民に親しまれている木像がこともあろうに、堂々と人の手で運び出され盗まれた。まさに快盗ルパンも真っ青の仕業で、早朝(といっても8時過ぎですからそんなに早いわけでもない)で人の少ない時間とはいえ、なかなかできることではありません。犯人は車をどこに停めて重い木像を運んだのでしょう。


防犯カメラで車のナンバーなど判明したため、犯行から3時間とたたずに犯人は松本市内で御用となり、おびんずる様も無事帰ってきました。スピード逮捕の長野県警はお手柄ですね。


しかし動機が分かりません。「境内では5日午前6時過ぎ、森本容疑者が職員に『この像があるからたたりがある』などと声をかけていた(信毎)」とのことですが、何か自分の身に不穏な事件でもあったのか。


過去に善光寺に来たことあるんですかね。熊本から延々とプリウスを駆って長野までやってくるのは相当のエネルギーが必要です。本人にとっては大きな理由があったのか、単に頭のおかしい人なのか、続報が待たれます。それにしてもおびんずる様が無事帰ってきて、まずは良かった。

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