「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

のど自慢の鐘音楽ばなし

20230404

日曜昼の「NHKのど自慢」。新年度からガラっと内容がチェンジしたと話題です。3月中から告知がされていて、のど自慢ファンからは不安の声が上がっていました。


最大の変化は、これまでの「生バンド」が「カラオケ」になりました。下手な歌にも合わせてくれたプロ集団が去り、これからはテンポリズムがズレてもバックは助けてくれませんよ!出演者の方はお覚悟を。


私として一番気になったのは「鐘を鳴らすのは、全国各地のオーケストラ奏者のみなさん」という一行です。全国各地のオケ?伊那谷に来たら、私に声が掛かるの?なんて。 のど自慢の鐘はそれほど技量を求められるものではないし(嘘です。後述)歌を審査しているのはもちろん別の人で鐘奏者は指示に従って鐘を鳴らすだけですから、アマチュアでもできそうです。


これまで鐘は、秋山気清さんというとても姿勢の良いオジサンが毎週担当していました。NHKの元ディレクターか何かの人かと想像していましたが、本記事のため調べてみたら、芸大打楽器科卒のれっきとしたプロの演奏家だと知って、びっくり。21年間も鐘奏者を務めてきたんですって。


新のど自慢、最初の放送は新潟県村上市から。興味津々で観てみると、鐘奏者は楽器に隠れてよく見えませんが、女性です。トークに反応して笑ったり拍手したりして、ノリの良さそうな方。どうもシロウトの立居振舞いではないですね。鐘の音はムラなく安定し一音のミスもありません。当たり前のようですが、あれだけ叩き続けて外さない集中力というのは、じつはアマには意外と難しいです。


全出場者の歌が終って、これまでならバンドメンバーの紹介があるところですが鐘奏者だけが紹介されました。楽器の後ろからニコニコ登場したのは何と、N響打楽器奏者の黒田英実さん!こんな人使うなんて反則でしょ!全国各地のオケってこういうことなの?


黒田さんはN響では普段、鍵盤楽器や銅鑼、金属系の小物楽器を担当することが多いようです。いつもちょっぴり怖い顔で(ごめんなさい、真剣な表情で)演奏していますが、この日はステージの雰囲気ピッタリのリラックスした笑顔で素敵な存在感でした。昨年夏には「タモリ俱楽部」の打楽器特集にも出演されています。


この鐘、正式名称はテューブラー・ベル。21.10.13の記事で取り上げましたので、ご興味があれば。

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