バクラヴァ食べもの
20230124
バクラヴァはトルコのお菓子です。昨年11月、銀座の松屋デパートにトルコの高級菓子専門店が出店するという話を聞いて、興味深々でした。年末に帰省した息子が土産に買ってきたので家族でいただいてみました。
お店の名は「ナーディル・ギュル」。イスタンブールで180年前に開店した老舗です。日本初となる常設ショップの開店を伝える記事(Hanako)によれば、
―「バクラヴァ」とは、オスマン帝国時代から愛されるトルコの伝統菓子。何十層にも薄く重ねたパイ生地にナッツ類を挟んで焼き上げ、バターやシロップをかけて仕上げる甘い焼き菓子で、中東や地中海地域でも広く親しまれています― とのこと。
息子は以前トルコに旅した際、この店ではないが食べたことがあるそうで、「ものすごく甘い」と言っておりました。当家では菓子は甘いのが当たり前(砂糖もきっとたくさん使うだろうし)ですので臆することはありません。
何種類かあって、写真の左側のものがたぶん本来の形なのでしょう。右側のはもっと大きいものを輪切りにしたのかな。外側のパイ部分はややしっとり、中身の部分はぎっしり押し固められていて重いです。甘さは結構ありますね、ただ前評判ほどの凄い甘さではないような気がします。少しずつ齧って食べると、なかなかのぜいたく感を覚えます。スナックという感じではなく、食べ応えはしっかり。
パッケージに記された原材料名を見てみると「砂糖、バター、ピスタチオ、小麦粉、小麦でん粉、卵、塩」とあって、砂糖が真っ先に来る(つまり一番量が多い)のですからそれは甘い筈です。
珍しいものでとても美味しかったですが、聞いてみると結構なお値段です。ブランド代も相当含まれているのでしょうね。