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今年も(不作の)一皿食べもの

20221227

毎年12月上旬に発表されるぐるなび総研の「今年の一皿」。昨年まではそれでも新聞などで取り上げられていましたが、今年はついにメディアにも無視されるような存在になってしまったのかな?。自分でネットを探しに行って今年度の発表をようやく目にしました。


今年の一皿は「冷凍グルメ」だそうです。選考理由に曰く、

・コロナ禍で飲食店への急速冷凍機の導入が加速し、レストランのメニューをそのまま再現した冷凍グルメが誕生した。
・飲食店でオリジナルの冷凍商品の開発が進んだことでバリエーションが豊富になり、店頭や自動販売機など購入方法も多様化し消費者から支持を得た。
・保存性やフードロス削減の観点でも社会変化に対する柔軟性が高く、今後の日本の食文化においてより一層不可欠な存在になると考えられる。


「冷凍食品」でなく冷凍「グルメ」というところがポイントでしょうね。冷凍技術そのものは既にかなりのところまで実用化されていて、私たちもその恩恵にあずかっています。今回は高級食をそれまでイメージしにくかった冷凍で持ち帰り(取り寄せ)家庭の食卓で楽しめる、という一種のミスマッチが新たな需要を引き出したと言えるでしょう。


冷凍食品専門売り場は今年のヒット商品にも挙げられ、3回前の本欄でも取り上げました。まあしかし、これが「今年の一皿」というのもどんなものか。ちょっと主語が大きすぎませんかね。


その他のノミネートは、乳酸菌飲料、ガチ中華、プラントベースフード。これらも過去に本欄で取り上げたものばかりです。ヤクルト1000はあれから試しに一週間続けて飲みましたが、安眠を体感するまでには至っておりません。前から流行っていたと思われるガチ中華は、何で今年なのかな? プラントベースフードは上昇中ですが、ちょっとアワードには時期尚早な気もします。


コロナ禍が始まって外食の場面が減っており、こうしたジャンルのヒットが出なくなっているこの3年ですが、来年はもっと華やかなトレンドが出てきてほしいですな。

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