「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

郷土館100周年日々雑記

20221003

駒ケ根高原に「駒ヶ根市郷土館」という建物があります。これは1922年、駒ヶ根市の前身である旧赤穂村役場として建設され、その後町制施行、市制施行によって赤穂町役場→駒ヶ根市役所として使われました。1971年に現在の市役所新築に伴い庁舎としての役目を終え、現在の場所に移設されたものです。1976年に駒ヶ根市の有形文化財に指定されたものです。


旧駒ヶ根市役所は私の小学校への通学路にあり、てっぺんにある時計を見ながら遅刻しないように急いだものです。写真のようにコロニアル形式(というのでしょうか)の風格ある木造建築で、当時は中に入ったことがありませんでした。学校で市役所見学をしたときはもう既に新市庁舎ができていました。


「郷土館」になってから、二度ほど見たことがあったかな。お隣には江戸時代の名主の家で国の重要文化財「竹村家住宅」がやはり移設され、茅葺きの堂々たる姿を見せています。


100周年を迎えるにあたり、3つの記念イベントが今月15日から集中開催されることになりました。ここを中心に駒ケ根高原の歴史的史跡をめぐる「歴史フットパス・ジャンボリー」、この建物を建築史の視点からみる東大名誉教授月尾嘉男さんの講演会、郷土館のホールを使った音楽や演劇のライブイベント「郷土館deアートライブ」です。


私はアートライブで、伊那フィルメンバーによる弦楽四重奏のコンサートにタッチしている(自分で演奏はしません)ほか、不可解な巡り合わせにより何とこの記念イベントすべてを統括する実行委員長?を任される羽目になりました。フットパスや講演会はまったく門外漢でよくわからないのですが、それぞれの担当の人たちが一生懸命準備を進めています。


アートライブは足掛け4日にわたり、ミニコンサートや朗読劇などさまざまなパフォーマンスを行います。これは「KOMAGANEアートプランの会」という集まりが企画していて私も深く関わっています。また本欄で触れることもあるでしょう。一回の定員が20名程度ということなので、予めチケットをお求めいただければと思います。


盛りだくさんで興味深い催しが行われます。よろしくご来場のほどお待ちしています。なお郷土館の写真が傾いで見えるのは、カメラマンの腕もありますが、道路自体が傾斜しているからです。


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