日商100周年日々雑記
20220918
日本商工会議所(日商)が創立して100年。東京で行われた記念式典に参加してきました。
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(日商ホームページより)商工会議所は、明治11(1878)年に東京、大阪、神戸で創立されたのがはじまりです。その後、全国の主要都市に相次いで創立され、大正11(1922)年6月には、わが国全体の課題に対応するための連合会組織として「日本商工会議所」が誕生しました。
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会場は、五千人収容の有楽町の東京国際フォーラム。全国に515ある各会議所から最大3名という人数制限がかけられたため(感染防止)会場はスカスカでした。もっと大勢でお祝いできれば良かったですが、まあ仕方がないね。会場内は写真撮影禁止ということで、お見せできないのが残念です。
今回は天皇陛下が臨席されるというので、厳戒の中で行われました、私は現陛下にナマでお目にかかるのは学生時代以来です。学習院大学のオーケストラでヴィオラを弾いておられた当時の浩宮さまを遠くから目にしたことがありますよ。
ゆったりした足取りで入場され、身のこなしなどやはり独特の威厳を感じました。お言葉はマスク越しのせいか、力強い…という印象ではなかったですが、しっかりして伝わりやすい親しみやすいお言葉でした。
来賓にはステージ上に岸田総理をはじめ衆参議長(細田衆院議長代理で海江田万里副議長が出席)ら、客席には主な政党の党首、経済関係の省庁、経団連など経済団体のトップらが顔を揃え(二階席だった私からは見えませんでしたが)私がかつて経験したことのない錚々たる顔ぶれでした。100周年ですからね、相当頑張って準備されたことでしょう。司会は有働由美子さん、TVで見るより綺麗に見え、安定の柔らかく落ち着いた声で大変良かったです。
式典は式辞祝辞のほかには特別表彰や「宣言」の発表など、全部で40分ほどのコンパクトなものでした。100周年を機に作られた宣言は「地域とともに、未来を創る」という近年の日商のキャッチコピーに基づいたもの。
コロナの中、時期がずれていたら今回のような形で行うことができなかったろうと考えるとラッキーなことでした。陛下だって英国出発を翌日に控えたお忙しいスケジュールだったそうですし。私自身、ちょうど商議所役員でいたおかげで参加できたのです。貴重な体験でした。