「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

大渋滞日々雑記

20100503



まったく予想通り、各地で激しい渋滞がおきています。中央道でも、事故の影響もあって下りはもちろん、上りも混雑が始まっているようです。


GWで私が遭遇した最もひどい渋滞は、東京に住んでいた頃、実家へ帰ろうと新宿発の高速バスに乗りましたら、発車早々運転士が「今日は何時に到着できるかわかりません、車内でごゆっくりお休み下さい」…


前日夜中まで仕事をして疲れていた私はすぐ寝てしまったのですが、目を覚ましてみたら1時間近くたっているのにまだ永福。結局八王子まで4時間、駒ヶ根までは9時間の長旅となりました。車内が空いていたのが救いでした。


まだ携帯のなかった頃で、あまり遅いので家の人がバスターミナルへ問い合わせてみると「今日は東京発のバスはまだ一台も到着していませんよ」と言われ、たまげたと言っておりました。
まあこれなどまだマシで、大雪の時は、もっとひどかったこともあるようです。


今朝のテレビで「渋滞学」を研究している人が出ていました。前から何度か見たことがあります。自然渋滞が発生する原因の多くは、上り坂などで無意識に減速する車が後続車に影響し、次々と連鎖反応が起き、たちまち流れが滞ってしまうのだそうです。


対策として車間距離を取ることが有効で、40mが目安だとか。そうすれば前の車の小規模な減速加速を自分である程度吸収調整でき、後続車への影響を与えないことができるのだとか。
これまでも実験した結果では、4、5台のコントロールされた車がつるんで走ることで、現実に渋滞を防ぐことができたというわけですから大したものです。


それで思うのですが、高速無料化や割引の社会実験もいいけれど、GWのような混雑必至の日に、全国で何百台かの車を使って大実験をやってみたらどうなんでしょう。費用はかかるかもしれないけれど、便益はずっと大きいと思います。GWのような極端な交通集中の場合にも効果が出るとしたら、素晴しいことですよ。


ドライバー一人ひとりが、一見損かもしれない理性的な行動を取ることで、全体の効果を押し上げるわけですから、何だかゲーム理論みたいですね。もっとも、さらに有効な根本的渋滞対策は、休日の分散化…でしょう!

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