「おいしいことなど徒然と」

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御柱 上社里曳き(1)日々雑記

20220505



連休後半。諏訪では御柱祭の「里曳き」という大イベントが3日間にわたって行われ、地元CATVで一部始終を延々と生中継しました。私はそのほとんどを自宅のTVで見物するという(もちろん途中中断もたくさんありましたが)まことに穏やかな連休を過ごしました。


御柱祭は大迫力の木落としが何といっても有名で、私も過去にお招きいただき現地で観覧したことがあります(このブログを始めてすぐ記事にしました)。今回はコロナ対策のため残念ながら木落としは中止となり、トレーラーで御柱を運びました。関係者の落胆はいかばかりかと。


木落としのひと月後、御柱屋敷と呼ばれる広場に安置していた御柱を諏訪大社まで運び(引っ張り)お宮の四方に建てるのが、里曳きです。諏訪大社上社の本宮と前宮それぞれに4本ずつ、合計8本の巨木が街中を行進する賑やかな行事です。私はこれまで馴染みがありませんでしたが、なかなかのスリリングな道中で興奮しました。


御柱の前後左右に斜めに立つメドデコと呼ばれる角のような棒に何人もの人が乗り、オンべを振って気勢を上げます。それぞれの御柱を担当する地区それぞれのカラフルないで立ちも相まって、まことに華やか。しかし10㌧~15㌧もの重さの御柱を何百人もの人が引っ張って運ぶのは簡単なことではありません。


スタートしてすぐ、安国寺交差点でほぼ直角に曲がる難所。メドデコを左右に振って柱の重心を小刻みに動かしつつ、梃子で御柱の向きを少しずつ変えていきます。柱を引っ張る綱の向きも細やかなコントロールが必要です。(短い柱の場合は一気に曲がっていました)


もっとすごいのは、いよいよ御柱を神社境内に運び込むときです。前宮は300段の石段を一気に登っていきます。左右の道幅はわずか。そして前宮も本宮も二基の鳥居をくぐっていきますが、V字に延びるメドデコ(明らかに鳥居の間口より大きい)を人を乗せたまま通過させなければなりません。いったいどうやるのか?

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