「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

シン・500エン玉日々雑記

20211201

新しい500円硬貨が発行されたのが11月1日のこと。巷に出回った新硬貨に最初にお目にかかるまで、さて何日かかるのか。会社の経理の人に「新500円が入金されてきたら教えて」と頼んでおきましたら、昨日11月30日の集金分に入っていたとのこと。ちょうど一か月かかりました。


見てすぐにわかるのは、金属が二重構造になっていること。外周部はニッケル黄銅で、内側は白銅。外からは見えませんが、白銅部分は銅をサンドイッチ状に挟んだ形状になっていて実際には三重構造なのだそうです。


新硬貨には偽造防止のためにさまざまな策が講じられているとのことで、ウェブ上でもいろいろなサイトが図解しています。私も手元にあるやつをルーペで見ながら確認してみましょう。リンク先をご参照ください。


外周部のギザギザ。これは肉眼でもすぐにわかります。ギザギザが一様でなく、粗い部分と細かい部分が組み合わさっていて、ちょっとおしゃれ。傾けると現れる「JAPAN」「500YEN」の文字。JAPANは旧500円にもありましたね。手元のやつは左側のYの字の部分がこすれて摩耗しているのか汚れているのか、よく見えません。


外周部上下の微小な「JAPAN」は、かろうじて肉眼で読めます。「500YEN」は、ちと苦しい。桐の葉の上部2枚、タッチが他のものと違うのはわかります。これくらい見えれば日常生活でまだしばらく、老眼鏡のお世話にならずにいけるかな。


今回500円硬貨の改定があったのは、これまでに偽造の被害が実際に起こっていたからだと言われます。韓国の500ウォン硬貨(日本円で50円くらい)は旧500円玉と大きさはほぼ同じ、ほんのわずか重いので表面を削って重さを合わせ、自販機のつり銭詐欺に使われたという話は以前よく聞きました。


日常使われる硬貨で500円というのは、世界でも割と珍しい高額の硬貨だそうです。500円玉は私が大学生の頃に登場しました。それまで500円といえば岩倉具視のお札でしたが、初めて見る貨幣の大きさに驚き、頼もしくさえ感じたものです。今でも500円玉には、その「使いで」も含めて財布の中で独特な存在感がある、と思われませんか?

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