楽しき収穫食べもの
20210901
庭の一角で妻がささやかな家庭菜園を営んでおります。これまではベランダのプランターでバジルやパクチーなどのハーブをちょこちょこと育てていたのが、一昨年あたりからだんだん庭に進出し、いわゆる「野菜」も作るようになりました。私も土を耕すのを手伝わされましたぞ。
ずっと田舎に暮らしていながら、お恥ずかしくも畑仕事には全く縁のなかった私です(妻も似たようなものだと思われる)。プチトマトがどんなふうに成るか見たことありませんでした。だって店頭では一粒ずつバラバラなんだもの。
シダの葉っぱみたいに、茎の両側にきれいに一つずつ実がついています。元の方からだんだん色づいていきます。
ご覧のように3本しか植わっていないのですが、採れ始めると一気に出来てきます。今朝は初めて妻に言われて収穫しましたら、あっという間にボウル一杯の収穫が。
プチトマトって美味しいものですよね。自分のとこで採れたものなら、なおさらです。カプレーゼにして食べたいな。そういえば思い出しましたが、昔の料理雑誌に石鍋裕氏と三国清三氏の料理対決が載っていて、お題がトマト。
石鍋氏は「トマトのロースト」なる料理を披露していました。プチトマトをタコ糸で数珠つなぎにして、オリーブオイルをかけオーブンで焼いただけのもので、凝りに凝った三国氏の精妙なトマト料理と好対照でした。断然石鍋氏の方がおいしそうに見えましたぞ。こんなの誰にだってできるでしょうから、今度試してみましょうか。