呼びたくない日々雑記
20101121
我が家の恵比須講にはいくつかならわしがありまして…。
商家にとっては商売繁盛を願う日ですから、稼ぎを「呼び込む、吐き出さない」ことが基本です。
たとえばこの日は掃き掃除をしません(掃き出すことを嫌います)。カラの財布を神棚に置いて、お金を呼び込む願掛けをしたり。
ところが今年はとんでもないものを呼び込んでしまいました。会社にクルマが飛び込んできたのです。
乗用車2台の衝突事故で、はずみで一台は電柱に激突、もう一台は当社の敷地に飛び込んできてあわや社屋に衝突、という騒ぎです。どうやら命に関わるような大怪我はなかったようで、会社にも損害はありませんでした。私はその瞬間に居合わせませんでしたが、物凄い音でみんなたまげたそうです。
当社のすぐ前の交差点、実は市内有数の事故多発ポイントなのです。これまで死亡事故こそありませんが、一年に一度くらいは起こっていると思います。
事故のパターンは大体同じです。東西に走るインターへのアクセス道路、西から東へ走る車はゆるい下り坂ということもあり、それなりのスピードを出しています。そこにクロスする南北の道から、無理に合流しようとして避けきれずガッチャン、というわけ。
南北の脇道から交差点へ入るとき、見通しはそう悪くはないと思うのですが、下ってくる車のスピードを甘く見てしまうのですね。アクセス側からは車が頻繁に入ってくる交差点のように見えず、発見が遅れて対応が何分の一秒か遅れてしまうのかもしれません。アクセスが優先道路ですから、もちろん脇道側に責任があるケースがほとんどでしょう。
恵比須講だからって、何もこんなものまで呼び込まずとも、と思いました…
当社に車でお越しの際は、お気をつけて!