ワインの勉強会しごと
20210303
1月2月はただでさえ売り上げの細い季節です。それに加えて今年は第三波とやらで日本中が底なし沼に沈み込み、私どもも商売になりません。空いた時間を使って社内でワインの勉強会をすることにしました。
当社のワインの扱い量は年々確実に増えていて、遠くない将来には商売の柱の一つに育てたいと思っています。そのためには社員がワインにさらに親しみ、積極的に話題にできるようにならなくてはいけません。少なくとも主要な品種や産地の特徴くらいは覚えておいてほしいです。
そんなわけで営業担当者全員とほかに希望者を集めて、集中講座を行いました。講師はもちろん、日本ソムリエ協会の資格持ちである私です。
趣味レベルの初心者向けワイン講座は何度もやっていますが、4日にわたって16時間ぶんの講義をするとなると、それなりの準備が求められます。記憶してほしいことは山ほどありますが、そればかりでは参加者の集中を失わせてしまいます。興味を引きながら要所を押さえて必要なことを網羅するのは、なかなか大変です。
社員みんなにソムリエ試験対策講座をするわけではないですからね。本気で受験するなら、少なくとも半年以上は真剣に勉強しなくては難しいでしょう。(本当は、何人かにはチャレンジしてほしい気持ちもありますが)
もちろんテイスティングの実技をしましたよ。漠然と香りや味わいを感じるだけでなく、チェックシートを使ってきちんとした分析をしました。最初は真似事かもしれませんが、さまざまな種類のワインを体験することによって違いを実感し、興味につなげられればいいと思っています。言うまでもなく、車を運転する者はテイスティングの際は口に含むだけで吐き出しております。
4回の研修で当社営業社員もワインのイロハくらいは分かるようになった筈ですので、お得意様各位におかれましてはどんどんワインのお問い合わせをいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。