「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

岐阜羽島日々雑記

20210301



私が新幹線で一番利用する駅。たぶん、それは…岐阜羽島駅です。いや、ネットで「のぞみ」ナゾの通過駅、なる記事をちょうど見たもんですから。首都圏の人には、この駅は謎の存在なのでしょう。


だいたい新幹線に乗ること自体が年に一度もありませんが、私を含めこのへんの人が鉄路で京阪神エリアに行くとき手っ取り早いのは、中央道と名神高速を使って岐阜羽島まで行き、駅前駐車場に車を置いて新幹線に乗ることです。駒ヶ根-岐阜羽島間は155㌔ほど、2時間程度です。


名古屋駅だと駅周辺に長時間置ける安い駐車場がない。高速バスで名古屋に行ってもいいですが本数が少なく時間もそこそこかかります。


岐阜羽島の駅周辺にはとても多くの駐車場があり、料金もまあ安いです。多くの岐阜県民はここで新幹線に乗るのですものね。過去一度だけ、駅に着いたもののパーキングがことごとく満車で往生したことがありましたが、まあ普通だったら駅隣接の駐車場を始め停めるのに困ることはまずありません。


東京、名古屋、大阪、その他新幹線沿線の方にとっては単なる通過駅なのでしょうけれど、長野県南部に住む私たちには意外と大きな存在なのですよ。


ご存知の通りこの駅はその昔、時の自民党副総裁・大野伴睦氏が地元にムリヤリ作らせた政治駅だともっぱら言われております。実際は県庁所在地の岐阜市を通したかったものの路線があまりに遠回りになってしまうため、岐阜県内唯一の駅をルート上で無理のない場所に作った、ということのようです。駅前には伴睦夫妻の銅像があるそうですが、意識して見たことはありません。


電車待ちの間、時間つぶしに駅周辺を歩いてみますが、ビジネスホテルがいくつもあるくらい。駅前商店街はおろか、商店や飲食店自体がほとんどないのが現状です。街の魅力という点では、残念ながら採点不能です。


1964年開業時の羽島市の人口が約4万人だったとか。現在は66,000人ほどで、駅の誘致が街づくりにどれほど貢献したかは何とも言えません。


考えてみれば新幹線に乗るために車で2時間かけて駅へ行く、なんてずいぶんな話ですよねえ。今にリニアが開業すれば長野県民がこの駅を使うことは、ほとんどなくなると思います。

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