ガラガラポンしごと
20201026
ガラガラポンとは、物事を一度白紙に戻してゼロからスタートするときに使われることばですが、もともとは抽選に使う回転式機械のことを言うそうです。昔から商店街の売り出しなどでお馴染みですね。
先週の展示会、例年はお買い上げの金額に応じて福引にチャレンジしていただき、豪華?な景品が当たる企画を行っていました。会場で注文していただいた伝票金額を集計して抽選機を回す回数を算出するのですが、そうすると計算ができるまでお客様に待っていただかなくてはなりません。
その結果、お客様が展示会場に滞在する時間が長くなり、会場の人の密度が高くなってしまうため、今年は伝票の束を一時お預かりし、抽選は後日厳正に行うことにしました。
今どきのことですから乱数発生器などでランダムな表示ができるアプリもあるでしょうが、厳正な抽選の“見える化”のためにやはり本格的な設えも必要だと思い、商工会議所からガラガラポンこと抽選機を借りてきました。
いつもの年だと、お客様が何回くじ引きをするのか分からないため(過去の例で見当はつくものの)何個の玉を入れておけばいいのか工夫を要し、頭を悩ませます。今回は抽選回数、用意された景品の個数、すべて分かっていますから、楽チンです。
不肖私がお客様に成り代わり、抽選機を回させていただきました。何百回も一人でガラガラポンを回すなんてあまり機会がないでしょう。結構楽しいものですよ。特賞の白玉が出ると、そのお客様の担当者は(景品を自分が戴くわけでもないのに)大喜びです。末等の赤玉は、インスタントラーメン。
景品はご注文いただいた品物と併せて、できるだけ早くお届けいたします。