雨また雨日々雑記
20200711
梅雨の真っ最中とはいえ、本当によく降ります。降り始めてからもう何日目になるでしょう。今日11日も朝から本降りです。
先週末から九州で大きな被害をもたらし、長野県南部でも大雨になって全国ニュースに取り上げられたりしています。ここらでは幸い人の被害は出ていませんが、土砂崩れで鉄道や道路があちこちで通行止めになるなど影響は出ています。お取引先数社の方から心配してお電話をいただきました。当社は大丈夫です。
例年の7月一か月の降水量を上回っているところもあるようです。7月はまだ梅雨の真っ最中、梅雨明け前には大雨が降りますから、そもそも降水の多い時期。それを僅かな間に超えてしまっているならば、この連日の雨は相当なものに違いありません。
JR飯田線は伊那谷の高校生の通学の足になっていますが、駒ヶ根―長山(愛知県)間で運休しているためいくつかの学校が休校になり、ただでさえコロナで遅れている授業がさらに遅れてしまうと関係者は頭を痛めているそう。
どの区間で土砂崩れが起こっているのか詳しいことはわかりませんが、駒ヶ根からわずか二駅の伊那福岡駅まで電車が動けば、伊那市方面から駒ヶ根市内の二つの高校への足が確保できますから、何とかならんかとの声ももっともです。(駒ヶ根―伊那福岡間に特に危険な場所があるようには見えませんが)
50年に一度という規模の災害が毎年起こっているのは、遭遇した土地の人にしてみれば確かに50年に一度なのでしょうが、より適切な言葉を探した方がいいかもしれませんね。全国的にこれほど頻繁に発生するのでは、半世紀に一回の大事だという怖さが伝わりにくいような。
せっかく人々が動き始めたのに、天気のせいで文字通り水を差されている感がありますね。まあこればっかりは、しょうがない。だいたい今年の夏は猛暑の予報ですから、梅雨が明ければ否応なく暑くなるはず。夏を待ちましょう。