ゴールデンウィーク、人影なし日々雑記
20200505
今日は「こどもの日」であった筈ですが、こどもの姿、何人見かけたでしょうか。せいぜい片手くらいかな。いつもの年なら、あっちでもこっちでも歓声が響いているのにね。
緊急事態宣言を受けて、県境を超えた人の移動を避けよというお触れが全国に出ています。「信州の観光は、お休みです」と、長野県知事もTVで何度も何度も繰り返しています。
走っている県外ナンバーが白い目で見られるなんて話を聞きます。このへんにもそんな人、いるのでしょうか。それぞれ事情のあることでしょう、私は気にしませんよ。こちらに住んでいて他県ナンバーのクルマに乗っている人だって、いくらでもいます。人権侵害にもなりかねん。
観光地である駒ヶ根でも、信じられないくらい人もクルマも少ないGWです。どんなものかと思ってちょっと様子を見にいってみましたが、中央道のサービスエリアも、駒ヶ根高原も、ゴーストタウンのよう。宿泊施設も温泉も軒並み休業、飲食店も多くがテイクアウトのみの営業になっています。
普段のGWにどれほどの人が当地を訪れて行楽や帰省を楽しみ、お金を落として下さっているかを思うと涙が出そうになりました。関連する方々の苦しみをひしひしと感じます。既に3月初めから卒業式や歓送迎会など宴会の「自粛」が始まっていますから、もう丸二か月も苦境は続いているのです。
緊急事態宣言は全国で5月末まで継続すると発表がありました。新型コロナよりも経済規制のもたらす被害の方が、見方によっては既に大きくなっているのではと思っています。医学の専門家だけで、国民全体に関わる重大な問題を決めていっていいのですか。無責任なメディアが煽る集団ヒステリーと無策な政治は、もうたくさんです。