テイクアウトしごと
20200423
午後8時閉店、お酒の提供は7時まで。長野県でも緊急事態宣言を受けて、飲食店に協力要請が出されました。事業者の皆さんにとっては、大変つらい状況です。(食材の提供をしている私たちにとっても、もちろん)
最大感染地の東京で行われている措置を、そのまま今の長野県に持ってこなくてはならないのか。過剰な対応ではないかと疑問も感じます。利用者一人ひとりにとっては大したことは無くても、居酒屋などのお店にとっては、文字通り生きるか死ぬかの問題なのですから。
お店で食事をしていただけないのなら、せめて持ち帰ってもらうことでいくらかでも売上の減少を補いたい。こう考えるお店も多くなっています。ランチのお弁当、家飲み、またハレの日のご馳走など、需要は結構ありそうです。いち早くテイクアウトに本格的に取り組み、店舗での営業の落ち込みをある程度カバーしているお店もあるようです。
普段のお惣菜とは違う、料理店ならではの手の込んだ美味しさがありますからね。その店に行かなくては食べられない味を自宅でも味わえる(まあ制限はありますが)ことはたいへん嬉しいことです。
写真はご近所の和食居酒屋「かっぱ厨亭」さんのお弁当。一品一品きちんと手間をかけ、味付けも品よく、この店の人気メニューである和風ガレットも一口サイズで入っています。それなりの値段ですが、十分価値はあるなあと思いました。結構なボリュームでしたが80代の私の母も、美味しい美味しいと残さず全部平らげてしまいました。
お馴染みのお店に行けずに寂しい思いをしている方も多いでしょう。その分、ぜひ購入して応援しましょうよ。事前予約が必要な場合もありますから、あらかじめお店とご相談の上で。
(4月24日追記)駒ヶ根でテイクアウトを行っている店舗を応援しようと、市と商工会議所で「#駒ヶ根エール飯」というプロジェクトが始まりました。リンク先をご覧いただき、応援よろしくお願いします!参加店舗一覧も載っています。
関連リンク: 駒ヶ根エール飯プロジェクト