ワニ、死まであと一日読んだり見たり
20200320
いま世間でもっとも注目を集めているコミック「100日後に死ぬワニ」。とうとうあと1日でXデーを迎えます。
何の事だかわからない方に説明すると、これはtwitterで連載中の4コマ漫画です。主人公のワニのほのぼのした日常を描いたもので、特別「オチ」があったりはしないのですが、4コマ目の下に毎回「死まであと○○日」とカウントダウンが書かれ、読者の気持ちを大きく揺さぶります。
ワニは通販で人気商品を注文し届くまで一年待ちの品物を楽しみにしたり、途中まで読んだコミックの未発表の結末を知りたがったり、ゲームに熱中しプロのゲーマーを目指したりします。しかし読者である私たちは、彼の余命を計算してその願いが叶わないこともわかっています。
下記リンク先でこれまでの日々をすべて読むことができます。私はネットでこのマンガの存在を知って、昨年末頃から読み始めました。日が経つにつれ人気が高まってメディアでも取り上げられるようになり、作者であるきくちゆうき氏のtwitterのフォロワーは現在190万人に上ります。
変わらぬ日常の連続がいかに貴重な時間か、誰もが思わされます。主人公のワニが特別なのではなく、私たちだって明日何が起こるかわかりませんものね。自分はどれだけ時間を大切にしているのか、自問自答せざるを得ません。
そして今日3月20日、いよいよ「死まであと1日」になっているのです。ワニは本当に死んでしまうのか、それとも別のあっと驚く結末が用意されているのか。ワニの死後、親友のネズミやモグラ、大好きなセンパイの女ワニら、登場動物たちはどうなるのか。ワニの死後もこの連載は続くのか(あと4コマですべてを終わらせるのは、かなり大変だと思われます)。興味は尽きません。(多くの方がこの記事を目にする時には、すでに結末が出ているはずですが)
関連リンク: まとめ 100日後に死ぬワニ