新駅開業日々雑記
20200315
山手線49年ぶりの新駅誕生。この日ちょうど東京にいたものですから、どんなものか、のぞきに行ってきましたよ。
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(毎日新聞)JR山手線と京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ」(東京都港区)が14日、開業した。山手線の新駅開業は、1971年の西日暮里駅以来49年ぶりで、山手線では30番目の駅になる。新駅は田町―品川間にあり、JR東日本は東京の新たな玄関口として周辺を再開発する予定で、2024年ごろの街開きを目指している。
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駅に行ったのは午後4時頃、当然電車で行ったのですが、わたしのすぐ前に乗っていた方、電車が駅に着くちょっと前にスマホを出して動画を撮り始め、停車した電車の乗降扉が開いてご自分が降りていく一部始終を撮影しておりました。
新しい駅はさすがに気持ちがいいですね。すぐ気がつくのは靴を通して伝わってくる床面のしっとりした感触。線路も含めて駅構内はすべて高い屋根で覆われていて(日本の障子をイメージしたものだそう)柔らかい印象をもたらしています。
ホームもコンコースも(私のような)見物客で一杯です。こういう日は記念入場券が発売されるものだと思って近くまで行ってみましたが、1時間以上待たされそうな行列で、断念しました。記念イベントがコロナ対応で中止になったそうですが、これだけ人混みになっていたら、同じことなのでは。
駅周辺には人の集まるような施設はまだなく、引用記事にある通りこれからの開発を待つようです。だいたい何でこの駅を作ったかといえば、住民の利便というよりも開発ありき。ゲートウェイなんて余計な言葉をつけた駅名は、そのシンボルでしょう。ラジオが「地元住民の声」を拾っていましたが、聞く人がみんなよそから来た見物客で、笑ってしまいました。そりゃそうだ。
駅名が発表された時はかなりの反発がありましたが(18.12.4の記事で書きました)いつの間にかそれも薄れて受け入れられてしまったみたいです。少なくとも昨日今日のメディアでは、まったく目にしていません。みんな、物わかりがいいですね!