コロナパニックしごと
20200226
時間の問題とは思っていましたが、きのう松本市周辺で感染者の存在が明らかになり、ついに長野県にもコロナウィルスがやってきました。。今朝はアルコール製剤についてお問い合わせの電話がたくさんかかってきましたが、残念ながら当社もしばらく前から仕入がままならず、お応えできないでいます。
さまざまな行事や地域活動の中止や延期が発表されています。私が参加する筈だった行事も3件、昨日のうちに中止が決定され連絡を受けました。
25日に発表された国の方針では「全国一律での自粛要請はしない」とされ、自治体や団体では「国は責任を我々に丸投げするつもりか」と批判を受けました。26日になって安倍首相は、国内のスポーツ・文化イベントの開催を2週間自粛するよう要請する考えを示し、一歩踏み込みました。
駒ヶ根市でも、不特定多数の参加者が集まる市主催のイベントや行事は延期または中止、この時期に開催しなければならない卒業式や資格試験は参加者を極力限定するなど感染防止対策を徹底するとの基準を示しました。3月末までこの基準を適応するとのことです。
(私はこのニュースをケーブルテレビで見て、市のHPを探しましたが、どこに載っているのかいないのか、全然わかりません。最近、何だかすごく見づらいHPになってしまった感じ)
私見ですが、コロナウィルスはもちろん厳重に注意すべき存在なれど、必要以上に怖さを煽られているのではないかと思います。例えば毎年数百万人が感染し1,000人以上の死者を現実に出しているインフルエンザに比べて、それほどリスクが大きいのでしょうか。
不治の病ではない。タミフルのような特効薬はまだありませんが、基本的には自然治癒する病気でしょう。高齢者は気をつけなければいけないし、呼吸困難など重症化した場合はもちろん、手厚い治療が不可欠ですが。
むしろ経済にもたらす影響が現実のものになりつつあります。輸出入や人の往来の妨げは企業活動に大きなマイナスとなりますし、観光や飲食を伴う会合の自粛は全国の関係業界、そして当社の商売にも直接ダメージをもたらします。えらいことです。「出張禁止令」が出された会社もあるのだとか。仕事の打ち合わせやプレゼンまで中止しなきゃならんのでしょうか。
イベントをやめてみたって、満員電車での毎日の通勤の方がよっぽど危険なのではと愚痴をこぼしたくなりますね。誰を恨んでいいのかわかりませんけど。