楽器ケースで逃亡日々雑記
20200102
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年末年始にふさわしいニュース?カルロスゴーン被告のレバノン逃亡事件。もちろん笑いごとではなく、我が国の主権と司法を愚弄した由々しく腹立たしい事件ですし、外交問題になるかもしれないのですが、どことなく笑いを誘う新春ネタではありませんか。
ゴーンは「楽器ケースに入って逃亡した」と言われております。私たちオケマンにとっては楽器ケースはごく身近なものでありますから、さて何のケースにどうやって身を隠したのか、たいへん興味があります。
人間が入れるような大型の楽器ケース、身近なところでは、中高の吹奏楽部にもたくさんあるチューバ。ふだん自分で楽器を持ち歩く大人のチューバ吹きはもっと軽くコンパクトなソフトケースを使う人が多いですが、中高生たちの部活ではトラックで楽器を運ぶことが多いです。写真のようなハードケースが多いようです。
これはケースの重さが結構あり、手で長時間持ち歩くようにはできていません。中学生の頃、中に入って遊んだことがあります(良い子は真似しないでね)。ほとんど身動きはできず、大男では入ること自体苦しいと思われます。
大太鼓のハードケース。いろいろなタイプがあると思いますが、私のよく見かけるものはハードとは名ばかりで薄いペラペラのプラスチックでできており、体重をかければ潰れてしまうと思います。ケースというより「カバー」と言った方がいいかも。中のスペースはかなり広く、大人が入っても身動き可能です。体は伸ばせません。
コントラバスのケース。実際に使われたのはこれだとネットで言われております。私の周囲ではやはり、布でできたソフトケースを使っている人が圧倒的に多いですね。自家用車で自分の手で運ぶ場合はそれでじゅうぶん。(わりと普通の乗用車にも積めるようです)今回使ったとすれば、もちろん樹脂のハードケースでしょう。
楽器の形が人体と似ていますから、一見入りやすそうにも見えますが、胴体部分はともかく首回りはずいぶん狭いと思いますよ。かなり小柄な人でないと難しいのでは。
私の一押しは、ハープのケース。これを手で持って運ぶ人はいませんので、かなり頑丈に出来ていて、中のスペースも余裕です。枕と毛布、軽食、酸素ボンベを一緒に入れてもきっとOKです。これなら飛行機の荷物室でもいけますね。
冗談はさておき、goneしてしまったゴーン、日本に戻ることなど二度とないでしょう。ここはひとつ見せしめということで、ゴルゴ13か夜神月に依頼してはどうでしょうか。