「おいしいことなど徒然と」

社長ブログ

ハーモニカ女子音楽ばなし

20190909



昔なつかしいハーモニカ。小学生の頃は低学年の音楽の授業でやりました。


いつ頃からか知りませんが、今の小学校では扱っていない由。取っつきやすい楽器ではありますが、息を吹いたり吸ったりで異なる音が出るなど扱いはそう簡単ではないですから、鍵盤式のハーモニカ(ピアニカ)にとって代わられてしまったのですかね。


ジャズなど特定の音楽ジャンルでは、その独特の音色が好まれて今でもよく使われています。週末のTV「題名のない音楽会」では、この楽器をよくする4人の女性奏者を招いて「ハーモニカ女子会」と題して放送されました。


クロマチック(半音階)ハーモニカの山下伶、ブルースハープのNATSUKO、KOH、そして複音ハーモニカの寺澤ひろみ。


寺澤ひろみさんはミュージシャンですが、全く違うジャンルでTV番組のレギュラーとして活躍?中です。BS‐TBSの「おんな酒場放浪記」。ご存知、吉田類の人気番組の女性版で、各分野のプロとして活躍する女性たちがかわりばんこにあちこちの大衆酒場を訪れ、酒肴を楽しんだり常連さんたちと交友したりする番組です。


寺澤さんは失礼ながら、少しぼーっとしたような雰囲気が独特で(きっと天然なのでしょう)この子大丈夫かと思わせるものがありますが、登場する女性たちの中でも特に美味しいものを食べることが好きな人だ、という印象があります。彼女が真剣に演奏する場面を一度見たいものだと以前から思っていました。


ハーモニカは構造上、ひとつの楽器で自由自在にさまざまな調や和音を演奏することができません。それをクリアするために9本の楽器を用意し、最大4本のハーモニカを同時に持ち、楽器を目まぐるしく取り換えながら顔や手を上下させて演奏しています。


「楽器を落っことしたらアウトです」とご本人は言っていましたが、持ち替えの忙しさは今にも落っことしそうで見ていてはらはらするくらい。なかなかのスリルがあります。(ご本人がトロいから危なっかしく見える、ということではないと思います)


肝心の演奏、もともとはギターの曲であるソルの「魔笛の主題による変奏曲」を無伴奏で見事に吹き切り、お見事でした。ハーモニカ奏者のお父さんから手ほどきを受けたそうで、プロ演奏家人口の少ないレア楽器の魅力を広く伝えていっていただきたいものです。

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