堂々の準優勝日々雑記
20190722
高校野球、長野県大会の決勝戦が昨日行われました。実に30年ぶりという公立校同士の決勝戦となりましたが、飯山高校が伊那弥生ヶ丘高校を破って初優勝を決めました。
地元の弥生ヶ丘高校は以前は女子高で、私が高校受験をした年から男子にも門戸を開いて共学校となりました。もう40年以上前のことです。初年度は少なかった男子もだんだん増え、野球部を含む男子の運動部も次々に結成され、今では普通の共学校です。でも私の年代では、女子高だった頃のイメージがまだ強いですね。
今年の高校野球は駒ヶ根市内の赤穂高校、駒ヶ根工業高校がともに4回戦まで駒を進めるなど、地元上伊那地域の高校が例年になく活躍しました。(わが母校は残念ながら1回戦敗退、しかし女子マネージャーのノックが凄いと別方面で話題に!)そして弥生ヶ丘、創部以来初めての決勝進出となれば、否が応でも盛り上がるというもの。もし優勝すれば、上伊那からは実に58年ぶりの県代表ということになります。
準決勝でそれぞれ優勝候補の私立高を退けて決勝に進んだ両校です。私はちょうど出社して用事をしており、途中まではネットで得点状況をちらちら見るだけだったのですが、5回まで1-4とリードされていた弥生が6回に追いついたのを見て、急いで帰宅しTVで応援しました。
終盤は明らかに押していた弥生、何度となくチャンスを作りますがあと一本が出ず得点できません。延長10回裏、2死一、三塁からピッチャー返しの強烈な当たりがセンター前に抜け、痛恨のサヨナラ負けとなりました。
スター選手がいるような強豪でもなかった弥生が(飯山もですが)よくここまで勝ち進んだものですが、あと一歩、本当にあと一歩が遠かった。勝たせてやりたかったですな。
いっこうに明けない梅雨の曇り空、いつまで続くのかと思いますが、久しぶりの地元校の活躍にスカッとした気分になった人も多かったことでしょう。公立だってやればできるさ。勝った飯山高校、ぜひ甲子園を沸かせてほしいものです。