バインミー食べもの
20190630
ベトナムの食には旧宗主国だったフランスの食文化が影響していると言われます。中でもフランスパン(バゲット)のおいしさは、多くの人たちが賞賛しています。それを使ったサンドイッチ「バインミー」はベトナムの日常食として食べられています。
この3月、ベトナムとカンボジアに行く機会がありました。私のことですからもちろん食べる方もおこたりなく、と言いたいところですが、街中の屋台で売っているバインミーはなかなか食べる機会がなく、出国前の空港のカフェでようやく口にすることができました。
これはピッツァ風の具材でちょいと変化球でしたが、パン自体がやはりおいしい。外側はパリッと内側はふんわりと、絶妙の噛みごたえで具材とのバランスが大変いいのです。いちおう経験として。
東京にもバインミーを出す店が何軒かできています。先日展示会を見に行った際、会場の近く水道橋駅そばに専門店があることを調べ行ってみました。店名はずばり「バインミー☆サンドイッチ」。テイクアウト主体のお店です。
外国人従業員が、数種類のバインミーを注文の都度作ってくれます。ハムとレバーペースト、ハムと肉パテの2つを家への土産に購入しました。
特徴は、大根と人参の「なます」がたっぷり入ること。見た目も味も日本のなますとそっくりです。他には上記の肉類と、パクチー、スイートチリソース。パンにはバターとマヨネーズ。このなますとたっぷり入ったハムやレバーペーストとの相性が抜群なのです。
そしてパンのおいしさ。食べたのは作ってもらってから5時間くらいしてややしっとりしていましたが、食感も味もベトナム(といっても、空港売店)と変わらず、具の質や量とのバランスもピッタリ。長さ20㎝と大ぶりのサンドイッチですが、ペロッと食べられてしまいます。
これはいいもの見つけました。この近くに行く機会は多いので、ときどき買ってくるとしましょう。